GreyOrangeは、2021年(基準年)に温室効果ガス(GHG)排出量(カーボン・フットプリントとも呼ばれる)のモニタリングを開始し、スコープ1およびスコープ2の排出量を網羅するようにしました。私たちの目標は、2025年までにスコープ1と2の排出量を20%削減することであり、その後、スコープ3の排出量を追跡して削減することも目標としています。Sスコープ1とは社内の直接排出、スコープ2とは購入電力による間接排出、スコープ3とはサプライチェーンの上流から下流までの間接排出を指します。
基準年度には、グローバル・フルフィルメント・センター(GFC-1)とインド・グルグラムにあるオフィスで排出量を測定しました。GFC-1での排出量は276トン(CO2換算)、オフィスでの排出量は442トン(CO2換算)でした。従業員1人あたりの排出量は、GFC-1が1840kg、オフィスが680kgでした。
これらの数値は、GreyOrange社の代表的な排出量を示しています。しかし、当社の全体的な二酸化炭素排出量に関する可能な限り完全なデータを得るために、米国内の他のオフィスおよびスコープ1、2、3のリモート従業員のGHG排出量を計算する取り組みを開始しています。
GFC-1では、工場の生産部門で必要なエネルギーの25%を賄うため、ソーラーパネルを設置し、再生可能エネルギーの使用に移行しています。さらに、インドのオフィスでは100%LED照明を使用しており、ジョージア州アトランタのオフィスもLEDに変更することで、すべてのオフィス照明が100%LEDになる予定です。
GreyOrangeは、環境・健康・安全(EHS)の取り組みにおいて、私たちのスペースをリードしています。環境と従業員の健康と安全が最優先です。私たちは、すべてのオフィスでEHS監査を実施し、一貫したフレームワークを用いて、製造工場と顧客拠点のEHSデータの収集を開始しました。そして、私たちは成果を上げています。潜在的に危険な行為や状況を追跡し、その緩和に努めることで、製造施設とオフィスにおいて、これまでほぼ4年間、1400日以上の無事故を達成しました。私たちの目標は、これからも無事故を続けることです。